【メルマガ#15】チームを強くするのはスキルより「空気」?

今回の担当は…

ちな |入社4年目・INTP

みなさん、こんにちは!

琉球新報開発 広告部 デジタル広告チームの知名です。
いつも琉新報開発のメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、DXのセミナーで学んだ“心理的安全性”についてのお話しです。

心理的安全性とは、「自分の意見を自由に、安心して表現できる環境があること」を指します。
組織やチームが成長するために欠かせない要素の一つで、DXを推進していくうえでも非常に重要なものだと教わりました。

近年、この心理的安全性が注目されるようになったのは、Googleの研究がきっかけ!
研究によると、成功するチームは心理的安全性の高いということが分かったそうです。

この心理的安全性は4つの因子によって構成されています。

  • 話しやすさ
    意見や考えを気譲なく発言できる環境があるか。
    「こんなことを質問しても大丈夫かな?」と思わず、自然に問いかけられる環境を作ることが大切です。
  • 助け合い
    困ったときに遠慮せず助けを求められる環境か。
    「自分で考えろ」と突き放されるのではなく、「お互い様」の立場で助け合う文化が重要です。
  • 挑戦
    新しいことに挑戦したいという意見を気譲なく発言できる環境か。
    失敗を罵るのではなく、「次に活かすために何ができるか」と話せる文化が、挑戦を生み出します。
  • 新奇歓迎
    奇折なアイデアや新しい発想が自由に発言できる環境か。
    これまでの常識にとらわれず、多様な価値観を受け入れることで、組織は進化します。

私自身、今のチームには「話しやすさ」や「助け合い」の空気があると感じています。
けれども、「私が安心している」だけではなく、誰にとってもそう感じられるかどうかが重要なのだと、改めて考えさせられました。

さらに、ハーバード大学の研究でも、興味深い結果が出ています。
「治療成績が良いチームほど“ミスの数が多い”」という結果が出たそうです。一見矛盾しているようですが、実は「ミスが多い」のではなく、「ミスの報告数が多い」ということでした。
つまり、心理的安全性が高いチームではミスを隠さず、共有し、改善につなげられるのです。

一方で、心理的安全性が低いチームでは、ミスを報告すると「責められる」「罰を受ける」と感じてしまい、問題が見えないままになってしまいます。

人は誰でも「うっかり」や「思い込み」でミスをします。
だからこそ、指摘し合い、受け止め合えるチームであることが、安心だけでなく成果につながるのだと感じました。

あなたのチームでは、どんな空気が流れていますか?
何をしても許される、注意されない、責任を問われないという“ぬるい環境”ではなく、対話と挑戦ができるチームを目指したいものです。

これからも、私たちが学んだことを皆さんと共有しながら、よいチームづくりのお手伝いができたら嬉しいです!

私たちは、マーケティング・広報・組織づくりについてのメルマガを配信しています。
皆さんのお仕事のヒントになる情報があるかもしれません!

是非過去の投稿もこちらからチェックしてみてください。

琉球新報開発広告部では
皆さまに、「ビジネスに役立つメルマガ」を配信しています。
この記事を読んで、役に立った!と思った方は
ぜひメルマガ登録をお願いします!

最新5件

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!