【メルマガ#25】味方を増やせば、仕事はもっと前に進む!

今回の担当は…

ちな |入社4年目・INTP

みなさん、おはようございます。

琉球新報開発 広告部 デジタル広告推進チームの知名です。
今回のメルマガは、DX推進セミナーを受講した際に学んだ、「ステークホルダー」の考え方についてです。

ステークホルダーとは

ステークホルダーとは、「プロジェクトや業務に直接的または間接的に影響を与える人や組織」のことです。社内の上司や同僚はもちろん、取引先、仕入先、場合によっては地域住民まで含まれます。特に、何か新しいことを始めようとするときは、必ずさまざまな立場の人が関わります。

何かを成し遂げたいと思ったとき、自分一人の努力だけでは限界があります。上司や同僚、関連企業やお客様など、関係する人すべてを巻き込み、お互いにメリットのある形で進めることが欠かせない——この視点がDXを推進したり、仕事を進める上で大切なことだそうです。

例えば…

新規事業として「地域密着型のオンラインイベント配信サービス」を立ち上げるとします。営業としては新しい収益源を作りたい。技術チームは配信環境の構築に力を入れたい。経理はコスト面が気になる。顧客は、自宅から手軽にイベントに参加できるメリットを期待している。

このように、それぞれの立場によって見ているポイントや大事にしていることが違います。ここで重要なのは、「自分たちの都合」だけで計画を進めるのではなく、各ステークホルダーが得られる価値を明確にすることです。そうすれば、相手は自分ごととして協力してくれます。

セミナーで学んだのは、ステークホルダーを巻き込むための第一歩は「相手の立場に立って考える」こと。
セミナーの中では下記の9つを整理するように教わりました。

  • 部署/役職
  • 役割
  • 関心ごと
  • 期待
    プロジェクトを進める上で、どうなることを期待しているか
  • 影響力
    プロジェクトにどのように、どのくらいの影響を及ぼしそうか
  • リスク
    起こりうるリスクはあるか
  • コミュニケーションの頻度
    その人とどのくらいコミュニケーションをとっているのか
  • 成功指標
    何をもって成功とするのか。
  • アクションプラン

その上で「双方が得をする提案」に落とし込むこと。たとえば先ほどの例で言えば、営業には売上の新たな柱になることを、技術チームには配信ノウハウが蓄積できることを、経理には初期コストを抑える計画を、顧客にはイベント参加の手軽さと地域とのつながりをアピールする。こうしたアプローチが、信頼を積み重ねるカギです。

そして、ステークホルダーを動かすためには、「説明」より「共有」の姿勢が重要です。計画や進捗を一方的に伝えるのではなく、早い段階で意見を聞き、懸念やアイデアを反映することで、プロジェクトはより強固になります。

こんなメルマガを書いている私ですが、この考え方をまだ活かせていません。「どうすれば相手と一緒に進められるか」という視点を大切に、摩擦は減らし、協力関係は強くできるようもっと意識しなければなりませんね。(わかっていても難しい💦)

みなさんが、次に何か新しい提案をする機会があれば、ぜひ「誰がステークホルダーなのか」「その人たちにどんな価値を提供できればプロジェクトはうまく進むのか」を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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